2016.08.23

STARR WEDGE 夏祭り 2016 Report vol.3

“STARR WEDGE CLUB PARTY 2016”では、「心を彩るレシピ〜花育〜」と題して、お子様を対象にフラワーアレンジメントのワークショップを行いました。花育をプロデュースしてくださったのは、店舗のフラワーアレンジメントや各種ショー、ウォールグリーンのプロデュースなどで活躍されているボタニカルクリエイターでエディア・デザイン・ガーデン 代表の櫻井清隆さん。
櫻井さんのナビゲートで、子どもたちそれぞれの個性が光るアレンジメントができあがっていく様子が印象的でした。

今回は、櫻井さんから「花の持つ効果」についてのコラムが届いています。

Recipe-2「花で彩る」

エディア株式会社 代表取締役デザイナー
http://www.eda-g.com/
https://wallgreenplus.jp/
ボタニカルクリエイター
日本フラワーデザイン協会 1級講師
NPO法人さっぽろ花育ネットワーク代表理事

「花の持つ効果」

最近、街を歩いていると、花や植物を飾っているお店が増えたような気がします。カフェ・ブティック・家具屋さんなどなどセンス良く飾られているショップが多く、通りがかると思わずふらっと入ってしまいます。

花や植物があると入りやすい雰囲気に感じられるのはなぜでしょうか?知り合いのカフェでは「今まで男性客が多かったのに入口と店内にお花や植物をたくさん飾ったら女性客が増え、今では常に混んでいる繁盛店になった」という話を聞くほどです。今回はそんなお花の持つ効果について、お話ししたいと思います。

お花には目に見えない不思議な効果があると言われています。最近では大学や企業でもお花の持つ効果について研究されているほどです。それらはお花の形・色・香などから感じられるものだと言われています。もちろん個人差はありますが、リフレッシュ効果やリラックス効果、最近ではダイエット効果まであるという話も聞くくらいです。

例えば、毎朝使う洗面室に赤やオレンジのお花を飾ると血液の循環が良くなり元気に1日をスタートできるとか、寝室に青や紫のお花を飾ると鎮静作用があり高ぶった精神・感情が落ち着きリラックスできるなどの色から感じる効果が見られたり、「ユリの香りを嗅ぐと気持ちが落ち着く」と言って毎週カサブランカリリーを買いにくる男性のお客様がいらっしゃいますが、これは香りから感じるリラックス効果です。さらに、アジサイなど丸いお花を飾ると、気持ちが優しくなるといった視覚から感じる効果など、お話ししきれないほどお花には不思議な力があります。

もちろん、私自身もオフィスと自宅にはお花と植物は欠かさない生活をし、様々な効果を感じています。
皆さんもぜひいろいろなお花を飾ってそれぞれの効果を感じてみてはいかがでしょうか?