STARR WEDGE 夏祭り 2015 Report vol.3
“STARR WEDGE CLUB PARTY 2015”では、「暮らしを楽しむ〜花育〜」と題して、お子様を対象にフラワーアレンジのワークショップを行いました。花育をプロデュースしてくださったのは、店舗のフラワーアレンジメントや各種ショーなどで活躍されているフラワーアーティストでエディア・デザイン・ガーデン 代表の櫻井清隆さん。
子どもたちが真剣に、そして楽しそうにお花のアレンジメントに取り組む様子が印象的でした。
今回は、櫻井さんから「花を楽しむヒント」が届いています。「日常に花を取り入れたいけど、なかなかうまくいかない」という方、ぜひ参考にしてみてくださいね。
Colmun「花を楽しむ」
エディア株式会社 代表取締役デザイナー
http://www.eda-g.com
フラワー&グリーンコーディネーター
日本フラワーデザイン協会 1級講師
NPO法人さっぽろ花育ネットワーク代表理事
みなさんは自宅に花を飾られていますか?お花を誰かに贈ったことはありますか?
「お花は高い」「すぐ枯れてしまう」「飾り方がわからない」…こんな言葉をよく耳にします。これは知識のないお花屋さんなど、売り手側に問題があるのかもしれません。
最近のお花はもちがすごく良くなっています。特に北海道では、長沼・南幌・当別・函館などの優秀な生産者が手掛けた花たちが、たくさん出荷されています。品質が良いので、東京では高値で取り引きされているほどです。最近では野菜のように生産者が表示されているお花屋さんもあるので、ぜひ道産のお花を買ってみてください。きっと満足いただけると思います。
また、もたないお花としてよく名前の挙がるガーベラは、水の量を花瓶の底から10センチくらいと極端に少なくしてあげると嘘のように長もちします。このように少しの知識があると、お花の印象がだいぶ変わると思います。
私は、花の魅力をたくさんの人たちに広めるために「花育」という活動を行っています。主に子どもを中心にフラワーアレンジメントなど教えていますが、いろいろな効果が見られます。ある男の子がこれをきっかけに自分で花を買ってアレンジを作り飾るようになったり、部屋が汚かった子どもが、お花を飾るようになってからきれいにするようになったりと、数々の声を聴いています。
お花には、このように目に見えない不思議なパワーがあると信じています。みなさんも1本でもいいのでお花を欠かさないフラワーライフを楽しんではいかがでしょうか?きっと家の中が一段と明るくなりますよ。