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突板の工場に行って参りました!
早いものでもう2月に入りましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか?
今年は随分と雪深い毎日ですが最近晴れていることが多くて筆者は嬉しい限りです😊
さて、先日突板工場にお邪魔しましたので本日はそちらの様子を皆様にご紹介いたします。
まず突板とは何か?というお話しから。突板とは木材を0.2㎜~0.6㎜ほどまで薄くスライスしたもので、ほとんどの場合は合板の上に貼り付けて使用されます。天然木なので同じ木から採られたものでも1枚1枚微妙に表情が異なること、また無垢材のように手触りや風合いを感じることができることから多くの人に親しまれています。弊社でもTVボードやダイニングテーブルなどオリジナルの家具でよく使用しております。
とはいえ木材を薄くスライスというと、あまりイメージがつきませんよね。
ご覧ください、桂むきをした大根のごとくぺらぺらになった木材。こちらが突板でございます✨
0.2㎜ほどでもしっかり木目が出ていて、それぞれに味がありますよね。
こちらはサテンウッドという木材の突板になります。サテンという名に相応しい輝く艶感は他にない個性の強い仕上がりを見せてくれます。
このように工場では様々な木材の突板を見学できます。
合板に貼る様子も拝見しましたが、ぺらぺらな突板が目覚ましいスピードで見慣れた状態になっていく様は圧巻でした。その日の気温により木の収縮率などを考えて貼っているとのことで、まさに職人の為せる業ですね😊
そして数日後、塗装を施されすっかりいつもの姿になった突板が弊社に届きました。
こちらはチーク材の突板に3パターンで塗装を入れてもらったサンプルになります。
この辺りまでくると皆様もお打ち合わせなどでご覧になったことがあるのではないでしょうか?
こちらの工場ですが、お客様にご見学いただくことも可能です。
実際にご自宅の家具が出来ていく様子を目にすると格別な愛着が湧いてきます✨
ご興味のある方はぜひお声かけ下さい🎵