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北見研修レポート①
刻一刻と夏に近づくこの頃ですが、みなさま今年の夏はどう過ごすかお決まりでしょうか?
弊社は先日、物林株式会社さんのご案内で北見に行って参りました。みなさんの住む家を形づくる木材が、最近高騰している……ウッドショックと呼ばれている現象を耳にしたことがある方も多いのではないでしょうか。輸入材が手に入りにくくなっているのが現状です。そこで今回物林さんからお声掛けをいただき、道産材への理解を深めよう!ということで企画した次第です。物林さんは道産材の製材を扱っている会社になり、通常であれば伐採、製材加工、プレカット…とそれぞれの会社で工程を踏むところを全て自社で行っています🌲また物林さんは再造林を前提とした山林で活動を行っているため、環境のことを第一に考えている会社でもあります。木材がどうやってみなさまの住宅になるのか、今回の研修で学んだことを振り返っていこうと思います。
まず訪れたのは国有林カラマツの山林です。この日は天気にも恵まれ絶好の森林浴日和でもありました。自然のマイナスイオンを全身に浴びつつ伐採の様子を見学します。
奥に見えますハーベスタと呼ばれるこの機械は木の伐採だけでなく枝を刈り落とし、決められた長さに切り揃えるところまでやってしまいます。木材が一瞬で切り揃えられていく様は圧巻で、一同思わず声を上げます👏なんと木そのものの密度まで瞬時に分かってしまうとのこと。機械の進化はすごいですね✨
さて、実際に木を伐採し丸太にするまでを見たわけですが次はその丸太を加工する製材工場へと向かいました🏃♂️
こちらの工場でも機械が大活躍です✨みるみるうちに丸太たちが入力した通りのサイズに切り揃えられていきます。そしてこちらで木の成分を分析し仕分けしていきます。高品質なものは住宅の梁や柱に、曲がりがあるなど少し欠点のあるものは合板や集成材などの加工材に、そして木くず・おがくずも製紙用チップなどに使用され、余すところなく使われていきます。
いかがでしたでしょうか。普段見ることのないありのままの木樹がどんどん見知った形になっていくのは面白いですよね。この次はいよいよこちらで整えられた製材を加工材にする工程に入るのですが、それはまた次回のブログで🎵次回の更新をお待ちください!